石巻 桜植樹ボランティア参加報告

30周年記念社会貢献の募金先である「さくら並木ネットワーク」の桜の苗木植樹作業のボランティアに参加しました。予め実際の作業を体験し、被災地の方々と触れ合うことで、来年3月「同友会の桜並木」植樹のための準備のスタートになりました。

植樹日・場所:2015年3月7日(土)石巻市雄勝町分浜波板
参加者・・・総勢30名
現地の方 :当地区の会長他2名
さくら並木ネットワーク:NPO本部2名、現地コーディネーター1名
地元造園業者 :東松島市の菊池企業
ボランティア参加者:同友会 4名、イギリス人留学生3名、仙台市社会福祉協議会・西本願寺東北教区災害ボランティアセンター、東北大学他学生等の参加者20名位

1.前日東北同友会会員と懇親

前日3月6日(金)に仙台に到着して、東北同友会会員5名(高橋秀知、清水克雄、木田征夫、庄子禎、赤石勉の各氏)と来年のさくら植樹について意見交換。応援の言葉を聞き、気力充実。

東北同友会員との懇親会写真1

(写真1 右から赤石、山口、清水、高橋、奥山、升田、木田、高井、庄子 敬称略)

2.植樹地の状況

3月7日(土)午前7時過ぎ仙台駅近くのホテルを出発。約100km走行し午前9時半頃到着。海辺の近くの平坦な場所には現地の人々を励ますために、海に面する急峻な斜面には津波の最高到達点を示すために、植樹。津波の爪痕を見て、100戸程度の集落で平穏に暮らしていた人々を突然襲った津波の恐怖は想像を絶する。鎮魂願い合掌。

3.植樹作業

午前10時に造園業者の植樹方法の説明を受け、平坦な場所に江戸彼岸桜を植樹。竹の支柱で固定。鹿が若芽を食べる恐れがあるため、1本毎、網の囲い設置。
急峻な斜面で転落しないように慎重に大漁桜の苗木を植樹。

石巻さくら植樹写真2

(写真2 急峻な斜面で植樹する右から同友会30周年PTメンバー奥山、升田)
津波で倒れている竹の片づけ作業なども実施。
植樹は現地の状況によっては植樹作業以外の作業が発生し相当時間がかかると認識。
作業は夕方までかかる模様であったが、我々は帰りの列車の時間制限があり午後2時過ぎに現地を出発。俳句担当高井幹事が若者の献身的な働きに大いに敬服して一句・・・

ボランティア 中高年は 遠慮がち

石巻さくら植樹写真3

(写真3 右から同友会30周年PTメンバー山口、高井、奥山、升田)

以上
(升田記、写真山口)

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