5月27日(水)真夏のように暑い日、この日私はハイキングクラブの皆さんと一緒に、布引の滝から再度山周辺・第7回ハイキングに参加しました。
新神戸駅を10時に出発、駅裏側に出ると雰囲気は一変して山道が続きます。5分ほど行けば小さくて美しい滝が見えてきました。実は私は知らなかったのですが、布引の滝は、雌滝(めんたき)、鼓ヶ滝(つづみがたき)、夫婦滝(めおとだき)・雄滝(おんたき)と布引渓流にある四つの滝の総称で、日本三大神滝(華厳の滝・那智の滝)の一つだそうです。そう言われれば、最初に現れた雌滝、新緑の中を美しく落ちては流れ、緑に覆われた谷間に溜まってはひっそりと流れ行く様子が神々しく何となく不思議な感じがしました。歩くほどに次々に現れる滝の最終は堂々とした雄滝でした。平日とあって人気も少なく、時たま涼しい風を運んでくれる雄滝に感謝しながら見晴らしの良い展望台へと歩きました。
暑い中、展望台で休憩を十分に取った後、更に奥へ5分、暑さにへろへろになった私たちを、国の重要文化財が次々と出迎えてくれました。変わった形の橋・猿のかずら橋を渡り、スコットランドにもあるようなアンティークな石造りの橋・谷川橋を渡り、やっとのことで布引貯水池に到着。予定より1時間遅れの到着でしたが、その美しさは、ダム湖100選にも名を連ねているそうです。
美しいダムを後に、私たちは再度山を目指し15分ぐらい歩きました。この時が一番暑かったように思います。
そんな暑い中「再度山はどれやのん?」と遠慮のない私の質問にも、即「それが再度山やんか!」と説明付きで教えていただき、皆一斉に再度山に向かって頷き嬉しそうな表情、とてもリラックスできる雰囲気でした。目の前にある深い緑で覆われたこんもりした山・再度山と、その周辺を神戸市は永久植物保存地として保護しているそうです。
その直ぐ裾野に広がる風光明媚な再度公園でランチタイム、日蔭でいただくおにぎりは最高でした。ランチの後は、元町方面に下山。途中、再度山の南斜面に位置する大竜寺にも立ち寄りました。
後は、暑さに負けず下りの坂道をひたすら元町駅目指して歩くのみで、炎天下の午後4時前、JR元町駅に遂に到着。
反省会はお魚専門の居酒屋で、冷え冷えのビール片手に乾杯!もう最高の気分!!現役時代のお話や趣味のお話、これからのハイキングクラブのお話etc 6時頃、解散となりました。
次回の関西同友会同好会ハイキングクラブは秋に行う予定です。
ハイキングクラブ以外の方々も参加が可能です。また一緒に次回も行きましょう!
皆様の参加をお待ちしております。
関西同友会 水野 妙子 記