“明日(10月7日)のコンペは、寒くて風が強いので冬並みの重装備にてご参加下さい”との情報が今井幹事から携帯に入った。その直後、山本翼プロからはキャンセルの連絡。なんでも前日、スポーツジム(コンペに備えての鍛錬中)でぎっくり腰を発症したとか。よって、秋のコンペは精鋭プレーヤーながらわずか6名でのスタートとなった。
今年の舞台は「札幌スコットヒルGC」、石狩の雄大な自然の中に緻密にレイアウトされたチャンピオンコースだとか。だけど、あんまり聞いたことないな~、せいぜい札幌オープンあたりかなと皆さんの正直な声。確かに冬装備でも、白樺の木々を抜けてくる日本海からの風は強く冷たい。それにやたらと白っぽい枯れ葉が目立つ。そこで、本日限りの“枯れ葉ルール”を導入することになった。すなわち、ロストボールは同伴メンバーにて協議の上ノーペナとする。(そんなのアッカ!!と場外から雑音が聞こえそうですが、あるんですよ、いろんなルールが自由の国、北国では)前半戦を折り返す際に(18ホールストレート)クラブの方から、だいぶ遅れているのでプレーを早めてとの注意があり、さればと早速“OKパターを長尺グリップ”へルール変更することに決定。さすがにこういった時だけは素早い対応でんな~と関西弁の突っ込みが入る。あれ、内地出身は一人だけかいな。
それでも結果は、赤いタートルネックがお似合いの出光プロの三連覇に。前回ベスグロ準優勝で、鼻息の荒い杉山プロはなんとまさかのBMに転落。うつむきながらこの落差に本人もしばし茫然自失。ま、レッスンも実技だけでなく精神面も必要なのではないかなと冷静に分析する野沢ドクター。そういえばロングパターを何本も涼しい顔して決めていたな~。さて、張り切って旭川から高速道路を2時間かけ参加した冨田プロの言い分も少し紹介しておきましょう。曰く、“最近はパークゴルフ三昧でゴルフは久しぶりなんだ。パークだとボールは上げてはだめで、常にゴロを打つのが正統派。この癖がついてしまってサ”そんな話まともに聞いているメンバーは少なく、楽しかった思い出、女子プロの裏話など、それこそ各自勝手なおしゃべりに興じていた。
高橋会長から、“来年の秋のコンペは、一か月早めて9月に開催しましょう。それと、もっと参加メンバーを募って下さい、特別参加も大いに歓迎しまっせ!HPで全国の皆さんに賑やかに紹介できるように”との締めの言葉で、今年のゴルフコンペの幕を閉じました。次回は、11月11日の観楓会でお会いしましょう。 (北海道同友会 高橋 憲二 記)