第30回損保OBの集い 講演会『日中国交正常化45周年に思うこと』

 

公益社団法人日本産業退職者協会損保マチュリティ懇話会では、9月26日(火)神田淡路町の損保会館にて第30回「損保OBの集い」を開催しました。参加者は121名で当会からは9名が参加しました。

今回の講師は、元駐中華人民共和国特命全権大使の佐藤 嘉恭(さとう よしやす)氏で、この日はまず①外交官になったきっかけ、②インドネシア勤務時代のこと、③北米勤務と北米局北米第1課時代の米中関係の情報収集のこと、④大平首相秘書官時代のこと、⑤北京勤務時代のこと について折々の日・米・中の関係の変化について話されました。最後に核、ミサイル開発を進める北朝鮮問題に絡めた中朝関係に触れた後、トランプ政権下の米中関係は、「互いに衝突はしないでWIN-WINの関係を発展させるという方針を基本としており、今後とも日中関係を発展させることが日米関係上も重要である」と結ばれました。

講演会終了後は、立食の懇親会が行われ、損保各社のOBがあちこちで講演の感想話や昔話に花を咲かせました。

 

<佐藤 嘉恭氏の略歴>

1958年一橋大学卒業後、外務省入省。1977年アジア局北東アジア課長。1978年大平正芳内閣総理大臣秘書官。1984年在アメリカ合衆国日本国大使館公使。1995年在中華人民共和国特命全権大使。1998年退官。(現職)一般財団法人 国際協力推進協会理事長

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