「水彩画の会」立上げ 仲間集まる 印象に残った鎌倉高徳院スケッチ会

新たな挑戦!!

関東甲信越同友会水彩画の会は、退職して趣味の少ない2人が何か新しい趣味に挑戦しようと考えていたところ、長年勉強され水彩画を楽しんでおられる高井博幸さんに相談したところ、快く指導いただけることになり2016年の2月4日に3人で「水彩画の会」を立上げ、60才を越えてからの新たな挑戦がスタートしました。

基本もそこそこで野外でのスケッチ会!!

最初は同友会事務局で、静物画や風景画を描くことから始めましたが、2人とも全くの素人だったためなかなか上手く描けません。会を立ち上げて2カ月目、山口芳彦さんが新たに会に参加してくれました。

季節も春、4月の水彩画の会は、無謀にも「野外でのスケッチ」を開催しようという話となり、清澄公園で最初のスケッチ会を開催しました。

野外でのスケッチ会は初めて、腕にも自信ない中、周りには観光客(多くの外国人も)がスケッチを覗きこんでいきます、恥ずかしさもありなかなかデッサンも着色もすすみません。

 

 

しかしながら、反省会(兼懇親会)では野外でのスケッチの楽しさに魅せられ、高井さんにスケッチ場所の選定から反省会の場所まで何から何までお世話をいただき、トイスラー館(聖路加病院)、ニコライ堂、日比谷公園松本楼など近郊のスケッチ場所に出向き腕を磨き(?)ます。

 

仲間集まる!!

他に趣味が多く水彩画までは手が出せないが、反省会(兼懇親会)に参加して、この会を応援したいと渡辺征二さん、原澤康嗣さんのお二人がコメンテータとして参加いただき、厳しくも優しい講評をいただけるようになりました。

水彩画を描く楽しさを広めようと、それぞれが入会の声掛けを行ったところ、山内章弘さん、武内牧夫さん、間地宏之さん、益田豊久さん、原島潤一郎さん、柴明夫さん、コメンテータとして上家和雄さんと次々に会に参加してもらい、発足から2年目の2018年2月には会員が大台の10名になりました。(会員+コメンテータで13名)

同好会として正式認定!!

関東甲信越同友会では、趣味の会で会員が10名以上、会費を徴求し、活動計画・報告、会計報告のある会を同好会として認定するという規約があり、2018年4月の幹事会で水彩画の会が正式に同好会と認められました。

多くの皆さんと一緒に近郊に月1回集まり、スケッチ会を開く、描いた水彩画をそれぞれが講評しながら、学ぶという水彩画の会ならではの楽しみ方だと思いますし、スケッチの場所も初めて訪れるところも多く、歴史的な建造物などをじっくりと観察したりすることで新たな発見をすることもしばしばです。

印象に残ったスケッチ会!!

第27回目のスケッチ会は、鎌倉大佛の名で親しまれている(1252年から10年前後の歳月をかけて建立)が、原型作者を含めて、創建に関わる事情の多くは謎につつまれている尊像を安置する鎌倉高徳院です。

須藤秀一郎さんに、一般拝観者が入ることのできない内庭を案内いただきました。内庭までの閑静な参道を進みます、右手に茶室をみながら左手に蛙像が鎮座しています。記念にと蛙の像の前で写真をパチリ。門をくぐると須藤さんのお姉様と奥様にお迎えいただきました。翌日に年に1回の大茶会を控えての大変お忙しい中にも関わらず、心のこもったおもてなしをいただき一同感謝・感激です。

それぞれが、自分の気に入った場所から2時間程度でデッサン・着色をした後、用意いただいた部屋で講評会が始まります、歴史的な建築物の中でのスケッチ会ということ、一般客が入れない場所だということもあってか、皆さん高揚した気分で講評会にも力が入っていました。その後、須藤さんにご紹介いただいた鎌倉駅前の美味しいお店で反省会です。須藤さんご夫婦もゲストで参加いただき大盛り上がりでした。須藤さんご夫婦とお姉様に感謝し、これからの水彩画の会の発展を祈念しつつ鎌倉を後にしました。

写真左より、高井さん、須藤さん、奥様、白築さん、お姉様、渡辺さん、間地さん、木下さん、益田さん、山内さん、柴さん、原島さん、山口さん(武内さんは残念ながら欠席でした)

水彩画の会 初展示会!!

水彩画の会では、6月2日(土)関東甲信越同友会総会(アルカディア市ヶ谷)に、会では初めての展示会の開催を予定しています。会員10名の今まで描いたお気に入りの水彩画を会場に展示します。目の保養とはいきませんが叱咤激励も含めご覧いただければ幸いです。

(注)冒頭の「2人」とは、木下宏さん、白築敏一さんでした。

(水彩画の会 会員一同)

 

 

 

カテゴリー: 同好会活動最新情報   パーマリンク