関西同友会ハイキングクラブの活動状況を報告します。春秋2回開催し、昨年5月は赤目四十八滝、今回（通算14回目）報告の秋季は11月30日（金）大変人気の高い武庫川渓谷「JR福知山線の廃線跡」で実施しました。渓谷美と清流のせせらぎが心地良く、ノスタルジックな気分にも誘われ大いに楽しみました。主なスポットをルート順にご案内します。

【 コース 】
ＪＲ生瀬駅　→　廃線跡入口　→　さくらの園公園　→　ＪＲ武田尾駅　→　武田尾温泉　→　ＪＲ武田尾駅　→　ＪＲ宝塚駅・阪急宝塚駅

（１）JR生瀬駅に集合し、廃線跡をめざします

　午前10時にJR生瀬駅に集合し、廃線跡をめざします。当初28日の実施予定でしたが雨模様で順延され、当日は11名の皆様が参加されました。心配されたお天気も快晴微風で絶好のハイキング日和でした。ルートや注意事項等を確認しいざ出発です。

（２）廃線跡入り口

　生瀬駅から線路沿いに進み、国道176号線を三田方面に約20分程歩きます。中国自動車道を超えて右手の民家の細道を降りていくといよいよ廃線跡の入り口に到着します。注意事項の看板を確認し、ここから廃線ハイクの始まりです。

（３）武庫川沿いに枕木の残る線路跡と紅葉を楽しむ

（４）渓谷のトンネルを抜けると鉄橋が見える

　ルート中に6つのトンネルと鉄橋があり、最も長いトンネルは412メートルです。真っ暗で懐中電灯がなければ歩けませんが、足元を照らしながら歩く気分は冒険心をくすぐられ童心に戻ったようです。3つ目のトンネルを抜けると当時のままの鉄橋が見え、今日のハイキングのハイライトです。

（５）清流のせせらぎに心癒される

　昼食はさくらの園公園です。名前のとおり春には桜の花が楽しめます。河原でゆっくり食事後に、武田尾駅をめざします。その道中にも紅葉と清流を眺め、せせらぎの音に心が癒されます。武田尾駅には約30分で到着し、その先の足湯にてしばし足の疲れを癒しました。

　今回のハイキングは幸いにも絶好のお天気に恵まれ、武庫川の渓谷美、紅葉、枕木の路線跡や真っ暗なトンネル内を歩くなどノスタルジックな気分も味わえ、参加者の皆様には大変喜んで頂けたものと思います。最後に宝塚駅近くでの二次会は四方山話で大いに盛り上がりました。次回も多くの皆様が参加されますことをお待ちしています。

（田中　康正　記）