「どうしん俳句会」8月の定例句会は8月10日(土)に開催されました。旧盆のシーズンでもあり欠席者も多くありましたが、南雲先生は元気に出席いただき、12名で開催されました。また今月から鹿児島俊之さんが新会員として句会に初参加されました。お題は「水」「黄金虫」で当季雑詠を含み各自4句出句し、猛暑の中ですが皆さん素晴らしい句を披露されました。
以下8月句会の入選句と高得点句です
向日葵のゴッホ目を剥く五万本 俊 明
取水制限もの言えぬダリア咲く 篤 三
かなぶんをつかみて窓の闇を打つ 貞 明
まばゆいか何年振りの蝉の穴 晃
青蛇の水渉り切る真昼時 久 乃
夢運ぶ葉裏を歩む黄金虫 元 夫
打水に風よみがえる昼下がり 聰太郎