例えば同期同志等の小単位での集まりは別とし、公式行事としてはここ十数年来行なわれていなかった旧同和火災社員による早稲田大学卒業生の集まりである「稲門会」が、満を持し12月9日(水)に渋谷で開催されました。実施のきっかけは、定期的に会い懇親を深めていたOBの2人と、それでは今回は近くの現役社員も誘って飲もうということになった3人での懇親会の中で、そう言えば皆が集まった「稲門会」もしばらくご無沙汰してるね〜、という話からスタートしました。とは言っても、個人情報がとやかく言われている昨今、昔のように稲門会員名簿等を会社の人事に求めることはできません。では、どうしたらいいの?幸い、現役社員については61年入社の某氏のその恐るべき社内情報網を駆使いただき、ある年代以降入社の方々の名簿が出来上がりました。また、OBについては常日頃から色々な場面で利用させていただいている大変有り難い資料である「関東甲信越同友会会員名簿」を使い、取りあえず今回のOBの幹事役の1人の者の記憶により該当者を選定、その方々へ個別照会をしていく中で対象者を徐々に広げて行きその後、ある程度対象者が把握できた段階で、OBおよび現役社員別にそれぞれの幹事役から案内を行っていきました。OBへの通知は、「関東甲信越同友会会員名簿」の中でメルアドが開示されている方々へはメールにて、また非公開の方々へは電話にて適宜連絡をしていきました。また、現役社員は勿論私的な行事であることから社内メールを使用することが憚られることから、基本的には個人あて携帯などへの個別の連絡といたしました。
その結果、OBの方々は、その時点で把握できた首都圏在住の約20数名の対象者の中から10名がご参加いただけることになりました。当日参加できないという方々も皆様それぞれが当日の予定が既に入っていたためで、賛同いただけなかった方は誰一人としていませんでした。さすがに早稲田マンの団結の強さを感じさせていただいた次第です(三田会ほどではないでしょうが?)。また、現役社員も師走の多忙な中、5名の方に駆けつけていただき、当日急用が入った2名のOBの方を除き、総勢13名での実施となりました。当日はそれこそ学生時代に遡った昔話に多いに花が咲いたことは勿論、OBおよび現役社員の区別のない無礼講の懇親ができたことで、飲み放題の2時間(結果、30分程延長)の予定があっという間に過ぎていきました。
今後は、会員名簿をきちんと整備し、今までのブランクを払拭させていくため、可能な限り継続的に開催しその時々の情報交換を行っていこうとの意思統一ができ、本当にしばらくぶりの「稲門会」が大盛況のもと、無事終了いたしました。
追伸:同じ釜の飯を喰った者同志での集まりは、何とも言えず心地良いものでした。次回開催は20名超の参加者を目指し、情宣を頑張っていきたいと思っております。
関東甲信越同友会 山内 章弘(記)