友人の娘夫妻がチューリッヒにいるので、スイスにスキーに行こうと予定していたのが、事情ができて来年に延期になりました。
そんなある日、新聞で南米ツアーの説明会の広告を目にし、その日は予定がないからと行ってみました。
まあまあの内容。しかし、独身の私。
一人部屋割増はもったいないので、本人に言う前に勝手に小学校の同級生の悪友の名前とともに仮予約し、翌日誘ってみると、彼は「じつは行きたかった」とすぐ同行者が決まりました。
2月7日から12日間、ロス→ペルーのリマ→ナスカの地上絵をセスナ機で見学→世界三大瀑布のイグアスの滝→リマに戻って世界遺産の旧市街→アンデスの標高3500mにあるインカ帝国の首都クスコ→マチュピチュと世界遺産5か所をみてきました。
日本人の一番行きたいと思う世界遺産はマチュピチュとのことですが、インカは文字がない文化で「ここは王妃の家だったようだ」というような後世の学者の推測ばかり。
物語がないとあの素晴らしい山上の石組みの都市も、人間の営みがあまり感じられない世界でした。
それに引き換え、イグアスは自然の脅威そのもの。ジャングルの中の大河からというより、湖に大きな穴が開いて水が落ちているような光景はブラジル側、アルゼンチン側、ボートで滝の中に突っ込んだり、ヘリで空から見たり(投稿写真をご覧ください)と、行く前からの想像以上に圧巻でした。
移動距離が非常に長く、マイレージがたくさんたまったけれど、帰国後もしばらくは時差ボケと南北差ボケがつづいていました。
ナスカの地上絵ハチドリ(96m)
マチュピチュに咲くエンジェルトランペット?