アメリカ西海岸と西部の国立公園を一回りしてきました、二年前の東海岸旅行(ボストンからフィラデルフィア)と比較すると、東はまさにアメリカ建国の歴史を実感する旅であり、西部はアメリカの自然の雄大さに感激する旅でした。
都市のたたずまいも、ボストン・ニューヨーク・ワシントン・フィラデルフィアでは歴史の重さを感じ、サンフランシスコ・ロスアンゼルス・ラスベガスでは明るい日差しのせいもあり別世界の感でありました。
1、 自然の雄大さ
写真、左 ヨセミテ 中 グランドキャニオン 右 モニュメントバレーにて
その他、アンテローブキャニオンの自然の造形美も捨てがたい。
2、 ルート66
我々世代には懐かしいテレビ映画でおなじみの「ルート66」は1990年後半に高速道路開通に伴い廃線となり、今では国指定景観街道になり一部「HISTORIC ROUTE 66」として当時の街並みを残し観光客を楽しませている。サンタモニカにはルート66の西の終点の標識があった。
3、 ラスベガス
今ではマカオにトップの位置を奪われたラスベガスはネオン瞬くダウンタウンの一般向けギャンブル場とストリップ通りに面した高級ホテル併設のギャンブル場に大別できる。まさに別世界のたたずまいです。ネバダ州の法律でラスベガスの配当率は最低85%で泊まったホテルでは95%と以外に高配当であったが一時1000ドル位まで儲かった(ルーレットで)が最後はご多分にもれずチャラでした。また、意外なことに中心街をはなれ郊外に出るとギャンブル場が点在しているのが目につく、これは一回あたりの掛け金が上限5ドルの賭場であり日本で言えばパチンコ屋のような気軽に参加できる大衆向けの店であった。リタイア組の街もあり当然ギャンブル場もある、終の棲家ではなく元気なうちにギャンブルなどを楽しみその後しかるべき所へ移転するそうで住民の入れ替わりは多いようでした。
途中偶然にも、180両超連結の貨物列車に遭遇しビデオに収める幸運にも恵まれ話に聞いていたとはいえそのスケールに圧倒されました。HPにアップできるようになればお見せしたいものです。
大都市を出れば延々と続く荒野の一本道、突然現れる小さな町、ドライブインもない道を走る不安感をアメリカ人は気にならないのか、今度はアメリカ横断の旅に参加したいと思っています。