第49回牡丹園~猪苗代湖散策会

GWも終わった5月14日(月)東北新幹線郡山駅に17名の元気な男女が降り立ち散策会がスタートしました。
早めの昼食後チャーターしたマイクロバスで須賀川の牡丹園に向かいました。ここは明和年間(1766年)に薬種園として始まり、明治期になり本格的な牡丹園として整備され、現在10ヘクタールに290種、7,000株もの牡丹を栽培する日本でも有数の牡丹園として多くの愛好家が訪れています。

今年は全ての花の開花が早く、牡丹も最盛期がすぎ遅咲きの花が咲いている状況でしたが、それでもかなりの数の牡丹を鑑賞出来ました。広い園内をガイドの案内で効率よく見て回り200年以上の古木の牡丹、藤、しだれ桂、欅や皇室所縁の牡丹、こでまり、マロニエ等々を堪能しました。植物の他にも創業者で俳人でもある柳沼源太郎を初め原石鼎などの多くの句碑も見ることが出来ました。
牡丹園の次は芭蕉の「奥の細道」の遺跡を辿るため、乙字ケ滝に向かいました。ここは阿武隈川がかなりの段差で落ち込むところで、なかなか雄大な滝と傍らの滝見不動を参拝しました。傍らには苔むした「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」の句碑がありました。
つぎに十念寺に向かいます、芭蕉も立ち寄った小さな寺ですが、字も薄れた句碑「風流の初や奥の田植うた」を拝見しました。

今夜の宿は磐梯熱海温泉で、午後4時頃に到着し全員温泉で汗を流し、地元料理と地酒を楽しみ、カラオケ等を堪能し第一日目を終了しました。
二日目は猪苗代湖に向かいました。磐梯熱海温泉からバスで40分程度、磐梯山の麓にある猪苗代湖に到着、貸し切り状態の遊覧船で約40分の湖上観光です。
青空を背に残雪がある磐梯山の雄姿が浮かび、また湖面に逆さ磐梯山も見ることが出来ました。

しばし会津の風景を堪能した後、道の駅で買い物し郡山駅にたどり着きました。
駅のレストランで昼食を取り、一泊二日の散策会は終了しました。

次回第50回散策会は、7月28日(土)「宮内庁三の丸尚蔵館」とその周辺です。

(蓮尾碩才記)

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