雨の9月29日(土)、我孫子の住人田渕さんと立石さんの誘いを受けて我孫子八景文学の道を散策してきました。
あいにくの雨模様にもかかわらず我孫子駅には17人が集合し散策会がスタートしました。千葉県の北部茨城県に近い我孫子は大正から昭和の初めまで、白樺派の文人が別荘を構え、西の鎌倉に匹敵するほど文化人が多く住んでいました。
今日はその足跡をたどる散策ですが、先ず朝日新聞のジャーナリストでもあった杉村楚人冠記念館と庭園をガイド付きで鑑賞、次は白樺文学館で志賀直哉・柳宗悦・武者小路実篤らの大正デモクラシーの説明を受けました。さらに志賀直哉邸跡、陶芸家バーナードリーチのレリーフを見、雨の手賀沼に着きました。
帰路はハケの道へと続く天神坂を登り、講道館創始者・嘉納治五郎別荘跡を見学し最終の我孫子駅に戻りました。
最後は恒例の懇親会、駅近くの中華料理店で疲れを癒し解散、帰途につきました。
次回は11月24日(土) 夏目漱石記念館(新宿)とその周辺です、興味のある方は事務局まで連絡ください。
(蓮尾碩才記)