昭和51年入社全国同期会を浜松舘山寺温泉の地で11月4日~5日に開催しました。
前回の開催(熱海)から3年ぶり(60代に入ってからは3回目)、同期のほぼ全員が「前期高齢者」の領域にはいる記念(?)の年の開催です。
本年3月末の定年退職者、既に転(退)職し第2,第3の職場で活躍している人から自称評論家、芸術家、趣味の世界のみの人、そして現役最終年度で頑張っている人等々全国から総勢27名(初参加3名)のにぎやかなメンバ-が集まり旧交を温めました。
この同期会には毎回参加し入社時の古い資料や多くの情報を提供してくれ、まさに「同期会男」で「今年は同期会を絶対やるぞ」と楽しみにしていた山本君が6月に急逝され、会うことができなくなり本当に残念です。ご冥福をお祈りしたいと思います。
ホテルには16時集合で18時宴会開始予定でしたが、すぐに盛り上がるタイプが多く、宴会が始まる前からすでに各部屋で個別懇親会がスタ-トした状態でした。
久しぶりの再会ということでビール片手に退職後の動向、思い出話に最新情報など話題に事欠くことなく話が弾んだようです。
FACEBOOKやLINEとやらの便利なツ-ルが流行の時代とは言え、やはり皆と会って膝付き合わせて飲み交わすのはこれらのツールではできない最高に楽しい時間です。
本会メインの宴会は、亡くなられた山本君へ全員で黙祷を捧げてスタ-ト。喜多幹事の挨拶、遠方(九州)より参加の村上君の乾杯に始まり、次々と出てくる料理に舌鼓を打ちながらお酒がどんどん進みます。
近況報告の時間になっても各部屋懇親会での「下準備」の影響もあってかなかなか興奮冷めやらず、本当のところ半分くらいしか話が伝わってこなかったのですが、頑張っていること、頑張ってないこと、子供・孫のこと、趣味・遊びのこと、今のこと、先のこと・・・などなど。
そんな中、特に好きなゴルフで300ヤード(聞き間違えたか?)がどうのこうの・・・と特別元気な声、また体のどこどこの調子がいまひとつで・・と高齢者の気になる話が印象に残った近況報告でした。
こんな調子で予定の時間もあっという間に過ぎてしまい、次はカラオケ大会、部屋での飲み直し、早々と布団で夢心地とお好みのコ-スへと移動。
タイムスリップしたかのような空間・時間を共有して、肩肘張らずに集まれる場があるのは本当にうれしい限りです。その昔、お笑いの世界で「君たちがいて僕がいる。」のセリフがウケた時代がありましたが、今回まじめにそんなことも感じました。
今回の全国同期会は喜多幹事を中心にきめ細かな対応をしていただいた幹事団のおかげで大変すばらしい同期会になりました。参加者の皆さんの気持ちも「楽しかった。元気・パワ-をもらえた。また、集まりたいね。」が共通の感想のようでした。 感謝!感謝!
来年は「平成」の終わりとともに同期全員が卒業(定年退職)となり、すこし寂しい気持ちにもなりますが、時代の流れをしみじみと感じざるを得ません。
次は新たに始まる「新年号」の元で元気に再会できることを楽しみにしています。
(藤村治夫 記)
<幹事から>
今回の会費の一部(わずかですが)は、東日本大震災後に同友会としても行いました「さくら植樹」のメンテナンス費用のための募金に充当致しました。